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農業分野でのマルチスペクトルカメラの活用

農業分野において、IoT化が進み様々な部分でテクノロジーの力を借りて「効率的化」が進んでおります。
「精密農業」という言葉を最近では耳にすることも多くなりましたが
今回は農業分野でマルチスペクトルカメラをどのように活用しているのか解説致します。

 

マルチスペクトルカメラとは

マルチスペクトルカメラとは、人の目で把握できる可視光だけでなく、人の目で見えない不可視光も把握することができるので
農作物の育成状況や病害虫の診断などでの活用分野が広がっております。

スペクトルカメラにも種類があり、ハイパースペクトルカメラとマルチスペクトルカメラが存在し、
マルチスペクトルカメラの位置付けは、バンド数が数十バンドの領域のものを指しています。

農業分野では、マルチスペクトルカメラを使ってNDVI(正規化植生指数)を計測し農作物の活性度を測定しており

農作物の活性度を計測する場合、720ナノメートルの波長を吸収し、近赤外の光を反射するという特性を持ちます。

この波長特性を撮影しマッピングすることで、より詳細に部分的な活性度合いも把握することが可能となり、

最適な収穫時期を予測することができるのです。

マルチスペクトルカメラが可能にする未来

マルチスペクトルカメラではNDVIの数値だけでなく、例えば米を例にするとタンパク質の含有量を確認することもできる為

肥料が少い/多い、肥料の時期などを正確に行える。

これは農作物によって数値化するものは変わりますが、農作物の味を事前に変える手助けにもなり

今後の農業においては、ブランド農作物を作ることに使用されたり、時期ごとに土壌を撮影しデーターを蓄積することで

毎年の土壌データーと照らし合わせて、その年の生育状態が昨年とどう違うのか比較することもできるのです。

 

対象物により見るべき波長帯が違う

マルチスペクトルカメラは農業用として販売されているものを使用することで大まかなデーターとして撮影はできますが

対象物によっては、撮影するべき波長帯を捉えられていない場合があります。

お米の場合は○○ナノメートルを把握する事がベストとされており、ズレているケースも多いのです。

その他の作物についても、作物ごとの生育状況を見る正確な波長帯に合わせる事で正確な情報を取得することができます。

農業用であれば全てをカバーできる訳ではないので、作物に合わせた波長帯を知る事も重要です。

 

クリアテックでは、各農作物について撮影するべき波長帯をお伝えし、対象物に合わせてカスタマイズする事も可能です。

 

 

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