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RGBカメラとスペクトルカメラの違い

はじめに

私達の目に見える光は「可視光」と呼ばれます。

おおよそ400nm〜800nmの波長の光です。

本来、光には「色」はありませんが、可視光を一定の割合でフィルタリングすると「色」として視認できるようになります。

550nmを中心にした割合で光をフィルタリングすると「緑色」に、450nmを中心すると「青色」に、650nmを中心すると「赤色」に見えます。

この仕組みを活用して目で見た光景を保存することできるようになりました。

これが私達が使っているデジタルカラー(RGB)カメラです。

 

マルチスペクトルカメラ

これに対して、産業用途(工場や農業)で、狭い波長帯の光しか必要としない検査・計測手法が近年登場してきました。

この手法において、ターゲットの波長帯以外はノイズになります。

通常のデジタルカラーカメラでは不要な波長の光を排除できません。

そのために開発されたのがマルチスペクトルカメラです。

複数の狭い波長帯の光だけを捉えることができます。

 

ハイパースペクトルカメラ

しかし、ターゲットになる波長帯が未知の場合、無数にある場合はマルチスペクトルカメラは不向きです。

そこで必要となってくるのがハイパースペクトルカメラです。

ハイパースペクトルカメラは全ての波長帯の光を同時に撮影して保存することができます。

この機能を使って、

・ターゲットになる狭い波長帯が未知の分野(基礎研究)

・撮影範囲に様々な物質が混在している分野(航空撮影・衛星・資源探査)

・なにが流れて来るか予測できない工場ライン(ゴミ処理場)

・フィルタリングせずに全ての波長の光を同時に捉えて保存しておきたい分野(色管理)

で活用されています。

 

スペクトルカメラの用途

マルチスペクトルカメラ、ハイパースペクトルカメラは農業・園芸・医療・研究・異物検査・品質管理・資源探査・水分検査など様々な分野で活用をされております。

用途においても、大きな差異はなく取得できるデーターや必要なデーターによってカメラを選択しております。

ハイパースペクトルカメラの方が多くのデーターが取得できる一方、必要なデーターが制限される場合はマルチスペクトルカメラで十分な場合もございます。

 

弊社は、マルチスペクトルカメラとハイパースペクトルカメラの国内メーカーです。

データーサンプルの検査や、ご相談については下記お問い合わせよりお願い致します。

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